みなさんは、「外国の人と一緒に働く」となった際、どのような期待と不安を持つでしょうか。
実は今年の夏、デオドールで初めて留学生インターンを迎えることになりました。その主担当を務めることになったのですが、お話をいただいた時は「どんな価値観を持った人が来るのかな?」というワクワク感と、「上手に英語話せないけど会話できるかな・・」という不安を抱いたのが本音です。
1人当たり5日間という短い期間ではありましたが、留学生インターンを迎えるにあたり、やってよかったことを今回はお話したいと思います♪
韓国からの留学生インターン
1人目は韓国からの留学生です。初日の朝ドキドキしながらお会いしてみると、ゆっくり丁寧に日本語を話される方だと分かり、「あれ?英語ペラペラじゃなくても大丈夫だ・・!」と安心しました。
分からない日本語があれば英単語で伝えたり、翻訳アプリを使用して身振り手振りを交えたり。それだけでしっかりコミュニケーションをとることができ、インターン生とのお話がとても楽しく感じました!
また、二重否定や曖昧な表現を使わない『やさしい日本語』をとにかく意識し、相手を尊重しながら話すようにしました。「母国語で話せないと疲れるでしょ?」と聞いたら「日本語を勉強したいから、むしろ日本語で話したい」というインターン生。向上心が本当に素晴らしい・・・。
韓国が大好きな社員にも手伝ってもらいましたが、和気藹々と話しており、「外国の人だからうまくコミュニケーションが取れないかも」という不安は杞憂だと実感できました。
ベトナムからの留学生インターン
2人目はベトナムからの留学生です。中学のころから日本語を勉強していたという留学生は、日本語がペラペラで初日から驚かされました。仕事に関する内容も「1」言えば「10」返ってくるという具合で、1人の人間として尊敬の念を抱きました。
最終日に「ベトナムの臭気事情について」の発表を予定していたので、予行練習の際「どのレベルで指導してほしいか」尋ねました。日本語がネイティブな人に対しての指導か、そうではないか・・・。
即座に「ネイティブレベルで指導してほしい!」と返ってきました。もう、その向上心に頭があがりません。結果、こちらの助言を全て飲み込み、発表も見事にこなしていました。
お二人に共通していたのは、とめどない「成長意欲」。その意欲が行動に繋がっており、学生とはいえリスペクトせざるを得ません!
留学生インターンを迎えるために大切なこと
今回、主担当として受け入れるうえで大切にしたのは下記の3つです。
- 受け入れる際の注意点やポイントを勉強しておく
- やさしい日本語を使う
- 尊重する姿勢をもつ
新しいことをする際は、事前の準備が大切です。「どんな対応をしたらいいのか分からない」ままにせず、「どうしたら良いか」を自分なりに調べること!これが大切だし、やっておいてよかったと思いました。
そして、やさしい日本語を使うことでコミュニケーションが円滑になり、その結果相手を尊重することにもつながりました。
まとめ
日本企業で就業体験をすることは、留学生インターンにとって得られることが多かったと思いますが(そうだったら良いな・・)、受け入れる側の私たちもたくさんの学びを得ることができたと思います。
なにより、実際に外国の方と働いてみて、今後のハードルがグンと下がったと感じております。会話も前より緊張しなくなりそうです♪
これからはインターン生のお二人を全力で応援しつつ、この学びを企業としても、一個人としても今後に活かしていきます!!
(濵田)